企業や店舗でブログを書いた方がいい!と聞いて、何となくブログを書いている方いらっしゃいませんか?

そこで、ご質問ですが、どういう目的でブログ記事を書かれていますか?もし、特に理由なく以下のような個人の日記ばかりを書いているなら今すぐやめましょう。

  • 「昨日、●●に行ってきました」
  • 「ゴルフコンペ楽しかったです」

なぜなら、全部が全部、悪いというわけではありませんが、個人日記形式のブログはデメリットの方が多いからです。スタッフにブログ記事を書かせている場合も同様です。

この記事では、正しいブログ記事についてまとめましたので、是非、ご参考にしてください。

この記事の目次

間違った企業ブログの特徴3つ

個人やスタッフの日記記事ばかりになっている

芸能人のブログのように個人の日常の出来事を記事にするのは、原則やってはいけません。なぜなら、読者が知りたいのはそこじゃないからです。

日記記事を見てくれるのは、ファンだけです。新規のお客さんはまずみません。

もちろん、どういう目的でブログをされているかにもよりますが、新規客を増やしたい目的なら、読者が知りたい情報を書くことを優先させましょう。

無理やりやらされて更新だけしている

担当者やスタッフが無理やり書かされているケースもよくありますが、この場合、十中八九うまくいきません。

まず、スタッフになぜ、ブログ記事が必要なのか?どういうメリットがあるのか?を伝えておらず、スタッフが嫌々やっているケースが多いからです。

ブログ集客は簡単ではなく、本気で設計通りにやらなければ結果は出ません。月に○記事などのノルマを課している場合はもっと最悪で、締め切り前に中身のない記事を10記事、一気に更新するケースもあります。

記事タイトルが重複している

ブログ記事は、何となく更新していいものではありません。よくやってしまいがちなのが、記事タイトルの重複です。

「今日は○○さんに来店して頂きました」

このようなタイトルが似た記事が増え続けると、ホームページ全体の評価が下がって、他の記事が検索で上位表示しなくなります。

もちろん、ケースバイケースですが、原則、同じ意図の記事は書いてはいけないものとお考えください。

正しい企業ブログの作り方

ホームページのテーマに沿った内容にする

日記記事を書いてはいけない理由の一つになりますが、ホームページは全体で同テーマに統一する必要があります。

なぜなら、検索順位を決めているのはGoogleであり、Googleはテーマが統一されているサイトを優遇する傾向があるからです。

例えば、美容室をやられているのであれば、居酒屋や料理の話が頻繁に出てきてはいけないんです。

居酒屋や料理の話題が頻繁に出てしまうと、Googleはこのサイトは美容室がテーマなのか、グルメがテーマなのか分からず、ホームページ全体の評価が下がってしまいます。

そのため、テーマと記事内容は一致させることを意識してください。

コツは社長自らが運営すること

1番は社長が担当してブログを書くことです。なぜなら、会社のことが1番よく分かっているのは社長だからです。

スタッフの文章より、社長自ら書いた文章の方が人間が伝わりますよね?特に、地域ビジネスや小さな会社は顔が見えるブログでなければいけません。

大企業のように、最初から信頼が担保されているわけではないので、お客さんは、誰が書いているかや、どんな人間かを気にしています。

社長が忙しくてブログどころではないという場合は、担当者に任してもいいですが、その場合は、担当者にインセンティブをつけるなどして、前向きに取り組んでもらえるよう環境を整えてあげてください。

スタッフの持ち回りでブログを書くのも1つですが、言っていることがスタッフによって変わってくるなどの問題も起きますので、基本的には1人に任せて運営するのがベターです。

記事ネタは読者に有益な情報で構成しよう

記事の構成は、読者に有益な情報を提供してください。つまり、集客したいターゲットのお悩みを解決できるような記事を書いていきます。

要は、お客さんの悩みをネタにして書いていけばいいです。1記事、1悩み解決をテーマにします。

上記は成功している企業ブログの一例ですが、歯に関するあらゆる悩みを解決する記事を更新していっています。

現場でお客さまと接していれば、色んな悩みに触れているでしょう。それをネタにして記事を書いていけばOKです。

更新頻度は週1、文字数は2000字程が目安

更新は毎日する必要はありません。週1回程度を目安に行えばOKです。文字数も2000字程度が目安でいいです。

ただ、重要なのは読者の悩みを解決する記事なので、1000字で解決できるなら1000字でもいいですし、2000字で解決できないから3000字書く必要もあります。

また、最初から100%の記事に仕上げる必要はないので、UPした記事をアクセス解析などを見ながら、半年後に100%に仕上げるイメージで書いていきましょう。

日記記事は外部ブログを使う

日記記事を書くなら、ホームページ内ではなく外部ブログに書くようにしましょう。

社長の人柄や普段どんなことをしているか、確認したい訪問者はゼロではないので、そういった人たち向けに、アメブロなどの外部ブログを使い、そこに日記記事を書いていきます。

すでに、ホームページに日記ブログが溜まっている状態なら、全部削除するか、引っ越し作業をして外部ブログに移しましょう。

削除するかどうかは、アクセス解析を見ないと一概には言えませんが、基本的に全部削除の方針でも問題ないでしょう。

おわりに

企業ブログは業種ごとに書く内容も異なるので一概には言えませんが、本業に沿ったテーマに統一して記事を書いていくのが原理原則です。特に、新規客を集めたいのであれば尚更そうです。

弊社であれば、ホームページ制作会社なので、ホームページやWeb集客をメインに情報発信していかなければいけません。

[fukidasi]私はヴィッセル神戸が好きなので、ヴィッセル神戸観戦日記を書くとすれば、アメブロなどに書いていきます。そして、ホームページのどこかに、「代表のヴィッセル観戦日記」などのバナーを作って、そこから見たい人に遷移してもらいます。[/fukidasi]

Webのいいところは、ライバルの同業者の方針を簡単に確認でき、そのまま取り入れられることなので、もし、企業ブログで結果を出したいなら、他県の同業者を調べて、どのように運営しているかを見てみるといいですよ。